気持ちを受けとめる
保育士をしてるからいろんな子と関わるけど、
子どもと接してると、
『気持ちを受けとめること』ってほんとに大事だなってつくづく思う。
お昼が終わると(お昼寝の)着替えをしなきゃいけないんだけど、
絵本を見たくて「着替えしない!!」って泣き出しちゃった2歳の女の子がいた。
絵本をとりあえず見えないとこに片付けて、
「ご飯で汚れちゃったからパジャマになろう」
「お着替えしないとお昼寝できないよ」
って説明したけど、
ぎゃーーーー!!!ってなっちゃって、
パジャマ隠そうとする、うずくまって「着替えしない!!」と叫ぶ、
全身で絶対拒否!!を頑なに表現(笑)
もう他の子はみんなお着替え終わってて、
「あ~もうどーしよー」ってなったとき、
ふと、
「○○ちゃんは絵本が読みたかったの?」
と聞いた、とたん…
「…うん、えほんみたいの」
と、嘘のような落ち着き。
「そっかー○○ちゃん絵本見たかったんだね」
「うん」
「じゃあお着替えして、お昼寝して、起きたら読もうか」
すると…
別人のようにするっと着替えてる!
しかも自分で!
むしろご機嫌!?笑ってる👀!
さっきまでの完全ガードはどこいった!?
ただただびっくり👀
子どもの心に寄り添っていたいとは思うけど、
何気ない一場面(特に時間が迫ってるとき)は
やっぱりこちら側(大人)の要求を先に伝えちゃう。
このどっちが先かっていうのがものすごーく大事なんだろうな。
もちろん気持ち的には「あ~読みたいよね~そうだよね~」っては分かってるんだけど
「(絵本読みたいのは分かるけど)お着替えしようね」
ってなっちゃう。
伝えることなく終わっちゃう。
「どういう気持ちだった?どうしたかった?」
って聞いて、受けとめるのが大事なのって
自分自身についてもおんなじなのかな。
もやもやなんとなく不快な感情に、
「どうしたかった?今どういう気持ち?」
って聞いて、
「そっかーそんな気持ちだったんだね」
って受けとめたら、自分も別人みたいにご機嫌になっちゃうのかも💡